HODGE'S PARROT

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Vom Kriege

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ヘンリー・ジェイムズ

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セジウィック ハルプリン ルネ・シェレール レオ・ベルサーニ アドリエンヌ・リッチ デイヴィッド・M・ハルプリンの『How to Do the History of Homosexuality』って良さそうだけど、邦訳は出ないのだろうか。How to Do the History of Homosexuality作者: …

アメリカは同盟国を見習うべきだ、ゲイのGIを認めるべきだ

先日のエントリー『英海軍、ゲイのリクルート・キャンペーンを発動』(http://d.hatena.ne.jp/HODGE/20050224#p1)に関連して、『エコノミスト』誌が「ゲイの兵士 アメリカは同盟国を見習いゲイの軍務を公にすべきである」という社説を書いている。Gay warri…

田辺保忠衛『戦略家ニクソン』

当時のソ連はエジプトに戦闘部隊を派遣し、シリアによるヨルダン侵入を背後で画策し、キューバのシエンフエゴスで海軍基地を建設し、中ソ国境で紛争を起こしていた。こういったソ連の世界的野心を封じ込めるために何らかの手を打たねばならないと米中両国が…

ダイエットペプシ&サブウェイ、ゲイ・テーマのCMを放映

昨年、ジャネット・ジャクソンの胸露出が話題になりすぎたスーパーボウル中継。そのせいか、今年はテレビコマーシャルも全体的に「おとなしめ」(gentler)。 その中で、ダイエットペプシとサブウェイがスーパーボウル中継でゲイ・テーマのCMを流した。Die…

“Don’t Ask, Don’t Tell”ポリシー「終焉」への動き

イギリスの軍隊における「変化」をニューヨークタイムズはかなり詳細に伝えているのだが、アメリカでも「変化」が起こりつつあるようだ。Move To End 'Don't Ask' As GAO Reveals Gay Ban Cost $200 Million [365Gay.com]これは、アメリカ軍の同性愛差別軍規…

英海軍、ゲイのリクルート・キャンペーンを発動

イギリス海軍は、ゲイ男性、レズビアンを積極的にリクルートする「戦略」を発表、手始めにゲイ雑誌などに新兵募集の広告を載せる「作戦」をスタートさせた。New Course by Royal Navy: A Campaign to Recruit Gays [NY Times]なんと言っても英海軍(Royal Na…

トルコのゲイの人権、「EUスタンダード」を加盟の条件に

イスラム教国トルコのEU(欧州連合)加盟は現在、大きな進展を見せてきているが、トルコ国内における同性愛者の人権や法的権利については、ヨーロッパ諸国に遅れている(もっとも、日本もトルコとほとんど同レベルなのだが)。そこでトルコのゲイ・コミュニ…

9・11以降、ゲイ兵士の除隊が減少

アメリカの軍隊では、「don't ask, don't tell」ポリシーの下、兵士は自分が同性愛者であることを公言してはならず、また兵士に対して、彼/女の性的指向を尋ねてもならない。この「ポリシー/規則」を破ると、兵士は除隊させられる。 しかし、9・11のテロ攻…

イギリスの情報外交

イギリスの情報外交 インテリジェンスとは何か (PHP新書)作者: 小谷賢出版社/メーカー: PHP研究所発売日: 2004/11/16メディア: 新書購入: 1人 クリック: 10回この商品を含むブログ (14件) を見る「インテリジェンス」という観点から、イギリスの外交政策を分…

ネオコンの論理 ポストモダンの楽園<外>から一言

昨日の続き。ヨーロッパのアメリカに対する非難は、事実認識の欠如に他ならない。それは「ポストモダンの天国」に安住するヨーロッパ人の「独りよがり」でしかない。ヨーロッパ人は、自分たちが住む「その天国」が、いったい誰によって「保障」されているの…

ネオコンの論理、力と弱さ

ネオコンの論理作者: ロバート・ケーガン,山岡 洋一出版社/メーカー: 光文社発売日: 2003/05/23メディア: 単行本購入: 3人 クリック: 14回この商品を含むブログ (22件) を見るアメリカ新保守主義(ネオコン)を代表する論客ロバート・ケーガンの「力への意思…

CEO型政治家と「思いやりのある保守主義」

「ニューズウィーク日本版」(2004-12・29/2005-1・15)に、米外交評議会会長リチャード・ハースによる「CEO型政治家はもう古い」という記事が載っていた。なるほど。改めて感じたのは、ブッシュ政権がビジネス経験者により組織されている/いた、という…

アメリカの保守革命

中岡望『アメリカ保守革命』(中公新書ラクレ)ISBN:4121501268 保守主義とリベラリズム。より「自由」を重んじるのは「保守」のほうである。一方、より「権力志向」なのは、「リベラル」のほうである。それは、 ニューディール政策でアメリカ社会は大きく変…

ブレジンスキー健在

もうひとつ、ル・モンド・ディプロマティークの記事より。「オレンジ革命」と米ロの影(http://www.diplo.jp/articles05/0501-2.html)ウクライナ関係の記事だが、ズビグニュー・ブレジンスキーの名前が出てきて、なんだか懐かしさを覚えた。『ひよわな花・…

英国紳士のモダンな植民地統治とポストモダン植民地主義

先日読んだブレアのイラク戦争(の一部)を要約したような記事があった。 キース・ディクソン「アメリカ政権と唱和するブレアの労働党」(『ル・モンド・ディプロマティーク』日本語・電子版)例えばトニー・ブレアや社会学者アンソニー・ギデンズを始めとす…

チョムスキー入門

「言語にとって歴史研究は意味がない」 by ノーム・チョムスキーチョムスキー入門作者: ジョン・C.マーハ,ジュディグローヴス出版社/メーカー: 明石書店発売日: 2004/02/10メディア: 単行本この商品を含むブログ (8件) を見るイラストと写真で生成された「In…

カナダにおけるゲイ&レズビアンの歴史

Gay and Lesbian Emergence: Out in Canada [CBC] 60年代から80年代初頭までのカナダのゲイ・リベレーションにおけるターニングポイントとなった「事件」がまとまっている。60年以前がほとんどないのは、同性愛者のその存在自体が「抹消/抹殺」──つまりサバ…

ブレアのイラク戦争 イギリスの世界戦略

ブレアのイラク戦争―イギリスの世界戦略 (朝日選書)作者: 梅川正美,阪野智一出版社/メーカー: 朝日新聞社発売日: 2004/12メディア: 単行本 クリック: 8回この商品を含むブログ (4件) を見るイラク戦争においては「脇役」であったイギリスの研究。 確認してお…

愚鈍と紙一重の難解さは無作法……オローク流のマナー再考

どんな時代にもマナーが滅びなかったのは、それが現実的利益をもたらすからである。 P.J.オローク『モダン・マナーズ』 カウンターカルチャー指向の保守派論客。というのはずいぶんと「両生類的」だが、品の良い行儀の悪さを持った痛快無比のP・J・オロー…

メッテルニヒの回想録

新奇なものや空しい理論の威光に抗しきれぬ性格の弱い人々を、私はあまりにも多く見てきた。だが、私の理性と良心は、そのような華やかな空論など、良識と正当な権利の法廷においては支持されえないものとして、絶えず斥けてきたのである。これらの多くの人…