HODGE'S PARROT

はてなダイアリーから移行しました。まだ未整理中。

piano

ブラームスの《シューマンの主題による変奏曲》

ドイツのピアニスト、ゲルハルト・オピッツ(Gerhard Oppitz、b.1953)によるヨハネス・ブラームスのピアノ独奏作品全集を聴いている。録音は1989年──その風貌からしてなんだかとても貫禄があるオピッツであるが、意外に「若い」ときの演奏と言えるだろう。C…

パールマン、ボレット、ジュリアードSQのショーソンとフランク

ショーソン:コンセール/フランク:ピアノ五重奏曲アーティスト: ジュリアード弦楽四重奏団,ショーソン,フランク,パールマン(イツァーク),ボレット(ホルヘ)出版社/メーカー: ソニー・ミュージックレコーズ発売日: 2001/05/16メディア: CD購入: 2人 クリック: 1…

Bach rocks! ラベック姉妹のバッハ

すごくエキサイティングなヨハン・セバスティアン・バッハの音楽が YouTube にあった。BWV1065 ──通常、「4台のチェンバロのための協奏曲」と呼ばれる作品だ。 Bach Concerto in A Minor BWV 1065 見てわかるように、映像にはカティア&マリエル・ラベック/…

デュオ・ダコールの《アーメンの幻影》と《大フーガ》

ロベルト・シューマンの連弾&二台ピアノのための作品集がとても印象的だった──珍しい選曲というだけではなく、演奏もすこぶる充実していた──デュオ・ダコール(Duo d'Accord)による、オリヴィエ・メシアンの《アーメンの幻影》とベートーヴェンの《大フー…

小林五月/シューマン ピアノ作品集IV

幻想小曲集 [シューマン ピアノ作品集IV]アーティスト: 小林五月,ロベルト・シューマン,----出版社/メーカー: ALM RECORDS発売日: 2008/04/07メディア: CD クリック: 1回この商品を含むブログ (1件) を見る 目に入ったとき、これが、《謝肉祭》や《交響的練…

グラナドス - ゴイェスカス

Iberia / Goyescasアーティスト: Enrique Granados,Isaac Albéniz,Alicia de Larrocha出版社/メーカー: Decca発売日: 1997/06/10メディア: CD購入: 1人 クリック: 9回この商品を含むブログ (3件) を見るときどき、ある印象的なメロディーがふと頭に浮かんで…

ベロフ/メシアン《世の終わりのための四重奏曲》

ミシェル・ベロフ(Michel Béroff、b.1950)の弾くオリヴィエ・メシアンの曲はやはりいいな、と《世の終わりのための四重奏曲》(Quatuor pour la Fin du Temps、1941)を聴いた。エーリッヒ・グルーエンベルク/Erich Gruenberg(ヴァイオリン)、ジェルヴ…

エマールの『メシアンへのオマージュ』を聴いて

Hommage a Messiaenアーティスト: Pierre-Laurent Aimard出版社/メーカー: Deutsche Grammophon発売日: 2008/10/14メディア: CD クリック: 7回この商品を含むブログ (4件) を見るピエール=ロラン・エマール/Pierre-Laurent Aimard によるオリヴィエ・メシア…

「ラチュウミア聴こっ!」を読もっ!

フランスのピアニストで現代音楽を得意としているウィレム・ラチュウミア/Wilhem Latchoumia について書いたエントリーに、NOBOBON さんという方がコメントをしてくださった──NOBOBON さん、ありがとうございます。Piano & Electronic Soundsアーティスト: …

「シューマンを聴きながら」2

再び、フェルナン・クノップフ(Fernand Khnopff、1858-1921)の絵画『シューマンを聴きながら』を見つめながら、シューマンの音楽を聴きたくなった。 En écoutant du Schumann/listening to Schumann *1 音楽的人間は鳥の中で脱領土化する。そのとき鳥それ…

ゲンリヒ・ネイガウスの『クライスレリアーナ』とサマセット・モームの『サミング・アップ』

DENON の「ロシア・ピアニズム名盤選-14」*1は、ゲンリヒ・ネイガウス(Heinrich Neuhaus/Genrich Gustawowitsch Neigaus、1888 - 1964)によるロベルト・シューマンの『クライスレリアーナ』とフランツ・リストのピアノ協奏曲第2番が収録されている。素晴…

須藤千晴@渋谷

タワーレコード渋谷店に行ったら、ちょうど須藤千晴のミニコンサートが開かれていた。曲は、彼女のソロ・アルバム『Preludes』に収録されている、ショパンとスクリャービンの《24のプレリュード》から。プレリュードアーティスト: 須藤千晴出版社/メーカー: …

ウィレム・ラチュウミアの「ピアノと電子音響」

Piano & Electronic Soundsアーティスト: Wilhelm Latchoumia出版社/メーカー: Sisyphe発売日: 2008/05/19メディア: CD クリック: 12回この商品を含むブログ (2件) を見る まずルックスに惹かれたのが正直なところ。Sisyphe レーベル? 手に取って見ると、ル…

だれがこの厄介な「春の祭典」を書いたのか〜ヘンリー・カウエル

アメリカにおける「新音楽」(new music)のグル的存在で、ジョン・ケージやルー・ハリソンの師であったヘンリー・カウエル(Henry Cowell、1897 - 1965)のディスクがナクソクから出ている。Continuum Portrait 1アーティスト: Henry Cowell,Joel Sachs,Che…

ジュリアス・カッチェンのブラームスとシューマン

『レコード芸術』の「レコード・イヤーブック2008」眺めていたら、昨年はブラームスのピアノ協奏曲の「新譜」がリリースされていなかったことに気がついた。マイナーな海外レーベルからは出ているのかもしれないが、少なくとも、大手レーベルからは出ていな…

『フーガの技法』と『クロイツェル・ソナタ』

NHK教育の「芸術劇場」を観た。最初の公演がピエール=ローラン・エマール/Pierre-Laurent Aimard のピアノ・リサイタルで、曲は J.S.バッハの『フーガの技法』全曲。帰宅が遅れて途中からだったのだが、大好きなバッハの作品をエマールのピアノで、その演…

電気昆虫の夜、ジョージ・クラムの《ブラック・エンジェルズ》

凄い動画にぶちあたった。アメリカの作曲家、ジョージ・クラム(George Crumb、b.1929)の《ブラック・エンジェルズ》*1の演奏だ。George Crumb, BLACK ANGELS - Departure 空間を引き裂くような痛切な音響──まさに電気昆虫(electric insects)の蠢き。クラ…

ヘルベルト・シュッフのシューベルト&ラッヘンマン

シューマンの《クライスレリアーナ》とラヴェルの《鏡》をカップリングし、その二つの音楽に秘める暗い幻想を精妙に表現したピアニスト、ヘルベルト・シュッフ(Herbert Schuch、b.1979)の待望の新録音が出た。シューベルトとヘルムート・ラッヘンマン(Hel…

マイク・オールドフィールドの『チューブラー・ベルズ』

Tubular Bellsアーティスト: Mike Oldfield,Piano Ensemble出版社/メーカー: Brilliant Classics発売日: 2008/04/01メディア: CD クリック: 5回この商品を含むブログ (3件) を見るクラシック音楽売り場で見かけて購入。あの映画『エスソシスト』のメインテー…

アンドラーシュ・シフ ピアノ・リサイタル

NHK教育「芸術劇場」でアンドラーシュ・シフ(András Schiff、b.1953)のリサイタルを観た。曲は、 シューマン : 蝶々 Op.2 ベートーヴェン : ピアノ・ソナタ 第17番 ニ短調 Op.31-2「テンペスト」 シューマン : 幻想曲 ハ長調 Op.17 ベートーヴェン : …

ジャン=イヴ・ティボーデの『Aria - Opera Without Words』

先週は宗教音楽(の大曲)ばかり聴いていたので、今週は世俗的でちょっと気楽な音楽を聴きたくなった。それでこれ。Aria: Opera Without Wordsアーティスト: Alfred Grünfeld,Camille Saint-Saëns,Erich Wolfgang Korngold,Giacomo Puccini,Giovanni Sgambat…

超絶技巧練習曲《マゼッパ》

フランツ・リストの『超絶技巧練習曲』の中でも、とりわけ技術的・肉体的困難を極める第4番《マゼッパ》の素晴らしい演奏が YouTube にあった。 Liszt "Mazeppa" これには見入ってしまった。 YouTube にはベレゾフスキーの快演もあるけれど、このピアニスト…

「のだめ」で《クライスレリアーナ》 キタ━━━━(゜∀゜)━━━━ッ!!

何気に──ここのところちょっと惰性気味で──『のだめカンタービレ #20』のページを捲っていた。のだめカンタービレ(20) (KC KISS)作者: 二ノ宮知子出版社/メーカー: 講談社発売日: 2008/03/13メディア: コミック購入: 6人 クリック: 176回この商品を含むブロ…

JFK に捧げる ジョン・ブラウニングの《葬送ソナタ》

John Browning Edition Vol. 1アーティスト: Bach,Chopin,Schubert出版社/メーカー: Msr Classics発売日: 2005/10/25メディア: CD クリック: 12回この商品を含むブログ (1件) を見る ジャケットに1963年11月22日(NOVEMBER 22 1963)と記されているのが見え…

アレクサンドル・タローのイタリア協奏曲

Concertos Italiensアーティスト: Johann Sebastian Bach,Alexandre Tharaud出版社/メーカー: Harmonia Mundi Fr.発売日: 2005/03/08メディア: CD購入: 1人 クリック: 14回この商品を含むブログ (4件) を見る 最近とくに気に入っているフランスのピアニスト…

ワルソー・コンチェルトから”So In Love”へ

Warsaw Concertoアーティスト: Bernard Herrmann,Charles Williams,Hubert Bath,Jack Beaver,Leonard Pennario,Miklós Rózsa,Nino Rota,Richard Addinsell,Richard Rodney Bennett,Prionnsías O'Duinn,RTE Concert Orchestra,Philip Fowke出版社/メーカー: N…

ラルス・フォークトのモーツァルト

ドイツのピアニスト、ラルス・フォークト(Lars Vogt、b. 1970)の演奏によるモーツァルトの二枚組。Piano Sonatas & Fantasiasアーティスト: Wolfgang Amadeus Mozart,Lars Vogt出版社/メーカー: EMI Classics発売日: 2005/12/01メディア: CD購入: 2人 クリ…

クラウディオ・アラウのリスト

【前口上 ── ファッション雑誌『Esquire』を読みながら「徹底して」ピアノ音楽(協奏曲、室内楽を含む)を聴いているので、しばらくはそのような気分でいきたい】 クラウディオ・アラウ(Claudio Arrau、1903 - 1991)によるフランツ・リスト/Franz Liszt …

Musique française pour clarinette et piano

ベルギー出身のクラリネット奏者 Ronald Van Spaendonck(1970年生まれ) とフランスのピアニスト、アレクサンドル・タロー(Alexandre Tharaud、1968年生まれ)によるフランス音楽アルバム。French Music for Clarinet & Pianoアーティスト: Arthur Honegge…

『エスクァイア』のピアノ特集

『Esquire』(2008年3月号)の特集は「ピアノ300年、音楽の真相」だった。もちろん購入した。Esquire (エスクァイア) 日本版 2008年 03月号 [雑誌]出版社/メーカー: エスクァイア マガジン ジャパン発売日: 2008/01/24メディア: 雑誌購入: 1人 クリック: 84…