HODGE'S PARROT

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NHK 芸術劇場

浅田彰田中康夫「続・憂国呆談」の第三十三回でも話題になっていた、大野和士指揮によるハンス・ヴェルナー・ヘンツェのオペラ『バッカスの巫女たち』のシャトレ座公演の模様が紹介されていた。
この公演は、共演予定だったフランス放送フィルが上演直前、ストライキによって出演できなくなってしまった(フランスはしょっちゅうストをやってるなあ)。そのため、大野和士が、急遽、作品を三台のピアノを中心としたアンサンブルに編曲して上演に漕ぎ着けたという。
これって音楽史上のエピソードに記録されるべき偉業なんじゃないだろうか。


それと、いま、ランランのピアノ、エッシュンバッハ指揮フィラデルフィア管弦楽団による演奏をやってる。曲はベートーヴェンのピアノ協奏曲第四番。
あいかわらず、ランラン、巧い。打鍵も力強くて響きがとてもクリアー。

どうでもよいことだが、ランランのヘアースタイルが、芸術家っぽく長髪になってる(笑)。