NHK「芸術劇場」……。
いま、チャイコフスキーのピアノ協奏曲第一番の第一楽章が終わったところ。いやー、ラン・ランのピアノは凄い! さっきまでやっていたジルベスターコンサートのオルフ『カルミナ・ブラーナ』の印象も吹っ飛んだ。
実はラン・ランの演奏って初めて聴いたのだけど、打鍵が力強くて、しっかりしていて、何よりタッチが明解。メカニックな部分もなんのその──ほとんどミスがなかったんじゃないか? 凄いテクニックの持ち主だ。
チャイコフスキーのコンチェルトは、アルゲリッチの三つの演奏でもうお腹いっぱいって感じだったけど、こういうピアニストが出現すると、改めて聴き直したくなる。
……で、三楽章も終わって……。興奮した、熱かった! 映像を見ると観客も沸きに沸いていたようだ。もちろん、サイモン・ラトルとベルリン・フィルハーモニー管弦楽団の演奏も良かった。
- アーティスト: ラン・ラン,チャイコフスキー,バレンボイム(ダニエル),シカゴ交響楽団
- 出版社/メーカー: ユニバーサル ミュージック クラシック
- 発売日: 2003/06/25
- メディア: CD
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