HODGE'S PARROT

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It[dissemination] comes too soon

ガヤトリ・C・スピヴァクの『デリダ論』(平凡社ライブラリー)購入。パラパラめくっていたら、「散種は早くイキすぎる」なんていうフレーズが目に留める。

それとレオ・ベルサーニを二冊。『ホモセクシュアルとは』(法政大学出版局)と『フロイト的身体』(青土社)。後者の題名からもわかるように、ベルサーニの本は「精神分析系ゲイ・スタディーズ」。ま、ホントは精神分析キライなんだけど。そういえばジョアン・コプチェクがベルサーニを評価して「フランス人だからといって、ラカンが理解できるわけではない」とか書いていたな(ベルサーニアメリカ人)。ベルサーニは批評空間に載った『直腸は墓場か』を読んでみたいのだが手に入らないんだよな。

フロイト的身体―精神分析と美学

フロイト的身体―精神分析と美学