HODGE'S PARROT

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庄司紗矢香のブラームス

いま「NHK音楽祭スペシャル2005ハイライト」を観ていたのだが、庄司紗矢香ブラームスのヴァイオリン協奏曲は素晴らしかった。
アラン・ギルバート指揮&北ドイツ放送交響楽団が、「ドイツのオーケストラ」のイメージのそのものの重厚さで先制し、そこに庄司紗矢香が遅めのテンポで堂々と入る。低音がよく響くダイナミックなオケに一歩も引かず、抜群のテクニックでそれに対峙するソロ・ヴァイオリン。スケールが大きくドラマティックに展開される音楽に、すっかり魅了された。
二楽章冒頭、長髪のオーボエ奏者が奏でるソロ部分も美しかった。それとファゴット奏者がイケメンだった(笑)。

パガニーニ:VN協奏曲第1番

パガニーニ:VN協奏曲第1番


マリス・ヤンソンス指揮、バイエルン放送交響楽団によるベートーヴェンの7番も良かった。終楽章の躍動感溢れるノリがたまらなく、いい。やっぱり7番は盛り上がる。
……と、その興奮冷めやらぬ間に、アンコールへ──ベト7の後にアンコール? が、曲を聴いて納得、ビゼーの『アルルの女』から「ファランドール」。これも盛り上がった。
そうそう、バイエルン放送響でも、ファゴット奏者がイケメンだった(笑)。