ベレゾフスキーのチャイコ＆ハチャトゥリアン

ボリス・ベレゾフスキー（Boris Berezovsky）の弾くチャイコフスキーとアラム・ハチャトゥリアンのピアノ協奏曲。共演はドミトリ・リス（Dmitri Liss）指揮＆ウラルフィルハーモニー管弦楽団。2006年2月録音。

アーティスト: Aram Il'yich Khachaturian,Pyotr Il'yich Tchaikovsky,Dmitry Liss,Ural Philharmonic Orchestra,Boris Berezovsky
出版社/メーカー: Warner Classics
発売日: 2006/05/30
メディア: CD
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お目当ては、あまり演奏・録音されないけど、そのピアニズムが豪快・爽快なハチャトリアンのコンチェルト。その難曲ハチャトリアンを、楽々と、安々と、スマートに弾くベレゾフスキー。さすが1990年のチャイコフスキー・コンクールの覇者だ。ただしこのＣＤ……録音がパッとしない──とくにチャイコフスキー。それがもどかしい。

ついでながら、ハチャトゥリアンのピアノ協奏曲と言えば、1953年10月29日に31歳の若さで亡くなったアメリカのピアニスト、ウィリアム・カペル（William Kapell）を思い出す。録音はさすがに古いが、カペルの演奏も忘れ難い。