『ニューズウィーク日本版』（2005年4月27日号）に、米ハーバード大学学生によるスーダン・ダルフール問題への抗議活動の「方法／戦術」が載っていた。
ダルフール危機については以下を参照のこと。
『ニューズウィーク』の記事によると、ハーバード大学は保有しているスーダン関連企業の株式440万ドルを売却すると発表した。これは、スーダン政府によるダルフール地方住民虐殺に抗議している学生の要望に大学当局が応えたものだ。
さらに記事では、どのようにしてキャンパスにおける抗議活動を成功させることができたのか、そのコツが示されている。
- 署名はネットで集める……ドメインネームを取得し、1000人の嘆願署名を集めることができた。
- 対話の席を設ける……話上手で説得力のある学生の代表者数人が、大学側と直接協議をした。
- 平和的に訴える……学生たちは黒い服に身を包んで大学に対する不満を表明した。
