http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20050604-00000101-kyodo-soci
国際人権団体アムネスティ・インターナショナルのアイリーン・カーン事務総長は４日、東京都内で記者会見し「日本は国連で安全保障理事会常任理事国入りを目指すだけでなく、人権についてもリーダーシップを発揮するべきだ」と強調した。
「国連安保理の常任理事国入りをめざす日本の熱意は、人権に関する義務を果たすという強い決意に裏打ちされたものでなくてはならない」とカーン事務総長は締めくくった。
これは日本の「常任理事国入り」は、人権問題におけるイニシアチブとセットで考えなければならない、ということだろう。逆に言えば、日本が「国際的基準を満たす人権政策」を行っていれば、「常任理事国入り」の支持も高まるはずだ。
またカーン氏は、日本の人権擁護法案についても触れている。
この政府の人権擁護法案では、性的指向による差別もその対象となっている。このことはとても重要なことだ。
アイリーン・カーン氏は述べる。
「日本は、まず国内の人権状況をもっとまともにするべきだ」
