オフィシャル・ウェブサイトの洗練さではトップクラスであろう、フランスのヴァイオリニスト、ダヴィド・グリマル(David Grimal、1973年生まれ)。
セザール・フランクのヴァイオリン・ソナタという「至高の」作品の録音があったので、聴いてみた。
- アーティスト: Franck,Strauss,Grimal,Pludermacher
- 出版社/メーカー: Harmonia Mundi Fr.
- 発売日: 2000/10/10
- メディア: CD
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これはいいな。洗練されているというか、ヴァイオリンの音が非常に繊細で美くて。フランクのソナタは大好きな曲でいろいろと聴いているけど、その中でも印象深く、とても気に入った。それにカップリングのリヒャルト・シュトラウスの「ヴァイオリンとピアノのためのソナタ」Op.18 が素晴らしかった。こんなに耽美的な曲だったのかと、しばし聴き惚れた。ピアノは Georges Pludermacher 。二人の絶妙な音作りに魅了される。
ちなみにグリマルのヴァイオリンは、1710年製作のストラディヴァリウス「ex Roederer」だ。