HODGE'S PARROT

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ヒラリー・ハーンのプロコフィエフ

を、『N響アワー』で見た。むろん、バッハもベートーヴェンブラームスも素晴らしいのだが、近現代の音楽では、ハーンのその冴えた技巧があますところなく発揮されるのが、見て・聴いて取れる。
いつもは──とくにダジャレを──外しまくっている池辺晋一郎氏だが、今日のヒラリー・ハーンを評した「クール・ビューティー」という言葉は、的確このうえない。

プロコフィエフの録音はまだないのだが、ストラヴィンスキーの『ヴァイオリン協奏曲』はブラームスとのカップリングで出ている。ヒラリー・ハーンのクールな音楽表現を聴くのに最適な楽曲だ。

ブラームス:ヴァイオリン協奏曲

ブラームス:ヴァイオリン協奏曲