を、『N響アワー』で見た。むろん、バッハもベートーヴェンもブラームスも素晴らしいのだが、近現代の音楽では、ハーンのその冴えた技巧があますところなく発揮されるのが、見て・聴いて取れる。
いつもは──とくにダジャレを──外しまくっている池辺晋一郎氏だが、今日のヒラリー・ハーンを評した「クール・ビューティー」という言葉は、的確このうえない。
プロコフィエフの録音はまだないのだが、ストラヴィンスキーの『ヴァイオリン協奏曲』はブラームスとのカップリングで出ている。ヒラリー・ハーンのクールな音楽表現を聴くのに最適な楽曲だ。
- アーティスト: ハーン(ヒラリー),ブラームス,ストラヴィンスキー,マリナー(ネヴィル),アカデミー・オブ・セント・マーティン・イン・ザ・フィールズ
- 出版社/メーカー: ソニー・ミュージックジャパンインターナショナル
- 発売日: 2004/11/17
- メディア: CD
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