日経BP社のサイトに「ショップのお勧めCDからコンサート情報まで クラシック音楽再入門」という記事が掲載されている。
記事によると、今はクラシック音楽が静かなブームであり、例えば「ベスト・クラシック100」(東芝EMI)は販売数60万枚を突破、音楽家が主人公のマンガ『のだめカンタービレ』は単行本13巻累計で730万部売れているという。
要するに、クラシック音楽は、ビジネスになる、あるいはビジネスとして「再発見」された、というところだろうか。この傾向は、一向に構わない。むしろ歓迎したいくらいだ。クラシック音楽ファンの裾野が広がり、マーケットに活気が出てくれば、とても良いことだと思う。
のだめカンタービレSelection CD Book (KCピース)
- 作者: 二ノ宮知子
- 出版社/メーカー: 講談社
- 発売日: 2005/08/10
- メディア: コミック
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他に音楽ビジネス関係では、「NTTドコモがタワーレコードを傘下に収める」というニュースが気になる。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20051106-00000027-kyodo-bus_all
両社は共同で、電子マネーやクレジットカードの機能を内蔵したドコモの携帯電話「おサイフケータイ」の普及を目指すとともに、携帯電話への音楽配信事業を検討する。
ドコモは、おサイフケータイに対応した専用読み取り機を全国のタワーレコード店舗に設置し、利用者増を図る。利用者は携帯電話機を読み取り機にかざすだけで、CDやDVDなどを購入できるようになる。
それと、タワーレコードと Napster によるジョイントベンチャー、ナップスタージャパン設立も。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20051025-00000018-inet-sci
ナップスタージャパンの事業内容はインターネットを利用した音声及び映像のソフトウェア配信や企画、制作など。