カナダ、自由党支持上昇。野党保守党に9％の優位

CTV と The Globe and Mail が行った世論調査によると、ポール・マーティン首相率いる自由党（The Liberals）への支持が、前回の調査より増加。35％となった。
カナダの政権政党である自由党は、同性婚を国レベルで合法化した。

Liberals' lead over Tories remains stable: poll [CTV]

保守党（The Conservatives）の支持は26％。新民主党(NDP)は19％。ブロック・ケベコワ／ケベック党（Bloc Quebecois）は13％。緑の党（Green Party）は7％。

では、今回支持を高めた少数政権（Minority government）を担っている自由党は、どんな「業績」が評価されたのだろうか……実は60％の回答者が「目立った業績」を挙げられなかった。
しかし、質問者が以下のリストを掲げると……

• 医療保障（health care）の充実
• 同性婚の合法化
• 津波支援
• 託児所・保育園対策（day care）
• ニューファンドランとノバスコシアのオフショア・オイル協定
• 社会政策への予算増加

28％の人が医療保障の充実を挙げ、次が同性婚合法化の19％となった。

また、保守党党首ステファン・ハーパー氏への不信任が、今回の調査によって明らかになった。59％のカナダ人が保守党党首交代を望んでおり、保守党支持者では、その3分の1以上の人々が党首交代への意見を示した。

Majority want Harper replaced, poll shows [The Globe and Mail]