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アラン・ダンカン、英保守党党首選出馬へ



以前のエントリーでも書いたが、ゲイであることをオープンにしているイギリス保守党議員アラン・ダンカン氏(48歳、Alan Duncan)が、次期党首選へ立候補する意志があることを、BBCラジオのインタビューで応えた。

Duncan to run for Tory leadership [BBC NEWS]

Duncan makes liberal bid for Tory leadership [Guardian]

”「モダン・ブリテン」を視野に入れることに失敗すれば、わが党は、歴史の忘却の彼方に追いやられてしまうだろう”

In a speech on Friday, Mr Duncan warned his party risked "historical oblivion" if it failed to learn to reflect modern Britain.

アラン・ダンカンは保守党で初めて同性愛であることをカミングアウトした国会議員(first openly gay MP)。現在、影の内閣交通大臣(transport secretary)を務めている。

それにしてもアラン・ダンカン、今回はかなり保守党の政権奪取への闘志を燃やしており、数々のスターク・メッセージを発している。
例えば、現在の保守党はマーガレット・サッチャーが野党時代の党首であった時期を思い起こせ、とか、なぜかBBCには書いてなくガーディアンの方に書いてあるが、「類人猿の労働党」は「大ばか者」の極みである、だとか……。

英保守党は、先の総選挙の敗北によって、現党首マイケル・ハワード氏の辞任が決まっているが、公式には、まだ誰も党首選への立候補を表明していない。