ショパンのエチュードを聴きながらこれを書いている。演奏はマウリツィオ・ポリーニ。
Warsaw Gays Ignore Pride Parade Ban [365Gay.com]
Parade standoff underscores gays' struggle for acceptance in Poland [Advocate]
Gay marchers ignore ban in Warsaw [BBC NEWS]
ポーランドの首都ワルシャワで、市長レフ・カチニスキ(Lech Kaczynski)による禁止措置を振り切って、ゲイ・パレードが強行された。2500人以上の人々が、自由を求め、パレードに参加した。
ウルトラ保守の市長は、昨年、ゲイ・パレードを禁止した。ポーランドでは、過去の共産党支配による同性愛抑圧とカトリック勢力の伸長により、他のヨーロッパ諸国に比べ著しくゲイの人権が制限されている。
パレード主催者は、禁止措置がポーランド並びに欧州連合の法で保証された「集会の自由」に抵触しているとして、市長を提訴した。
Last year they defied his ban by rallying in front of City Hall. "Going through the Polish courts can take months or years, but we will do it," parade organizer Tomasz Baczkowski said. "We feel especially discriminated against in Poland, and such an event is really the only occasion...when we can tell people that our human rights are being violated."
またこういったポーランドの反民主的な国家政策に対し、欧州連合(EU)を始めとする外国のアクティヴィストからも多くの異議申し立てが行われている。
The marchers were joined by a number of politicians, including Deputy Prime Minister Izabela Jaruga-Nowacka and two German MPs from the Green Party, Claudia Roth and Volkar Beck.
ドイツの「緑の党」Claudia Roth氏は、パレードを支持し、それに参加することを示した。
国際レズビアン&ゲイ協会(International Lesbian & Gay Association )は、EUによる勧告を促している。
このニュースを日本ではどう受け止めればよいのか。日本人としてワルシャワ市の人権抑圧に無関心でいられるのだろうか。
ワルシャワはショパン・コンクール開催地である。日本のピアノメーカーはワルシャワのコンクールに多大な支援を行っているはずだ。
ポーランドのゲイ情報サイト
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