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イタリア、ホロコーストキャンプでの同性愛者抑圧を認める

イタリア国内唯一のナチ強制収容所跡に「ピンクトライアングル」の碑石が掲げられることになった。「ピンクトライアングル」は絶滅収容所における同性愛者の「徴/目印」として使用されたもので(ユダヤ人は「ダビデの星」)、現在ではゲイ・リベレーションの「象徴」となっている。

Italy finally ready to recognise the suffering of gays in Holocaust camp [The Independent]
記事によると、トリエステ近郊のSan Sabbaは、1943年、ナチスドイツによりホロコーストキャンプになり、同性愛者を収容した。イタリアはこの事実を長年認めてこなかった。今回、ゲイの権利団体や活動家の努力により、市長や市議会の協力も得て、強制収容所跡に「ピンクトライアングル」が設置されることになった。これは、ムッソリーニ率いるファシスト政権による同性愛者迫害を、イタリアが、遂に、公式に認めたことになる。
「このことはイタリアが変わりつつあるサインだ」とゲイ団体の Sergio lo Giudice 氏は語る。