アメリカ大統領選候補者ジョン・ケリー氏(民主党)が、ゲイ・コミュニティに向けて、応援メッセージを「投稿」した。
Taking pride in equal rights[Gay.com]
この「投稿」の中でケリー氏は、まず「Pride 2004」を賞賛する。アメリカは多様な価値観を受け入れ、すべてのアメリカ人は平等でなければならない、と。だから自分がゲイ・コミュニティにおける「権利獲得」への闘争に参加できることを誇りに思う(pride)と述べる。
そしてブッシュ政権の政策を非難し、ゲイ・コミュニティに向けて以下の「公約」を記す。
- 同性結婚を禁じる憲法改正に反対する。
- 平等の権利を有すシビル・ユニオンの必要性(遺産相続、医療保険、ソーシャル・セキュリティ、年金などの平等/権利)
- 就業差別撤廃
- ヘイト・クライム撲滅
- 軍隊における差別(policy of "don't ask, don't tell." )の終結
これらはすべて「法の下による平等」に関わること、すなわちこれらの問題に立ち向かうことこそ(アメリカの)「正義」である、とケリー氏は主張する。
そして、だからこそ、「あなたたち」(ゲイ)のヘルプが「私」(ケリー)に必要なのだ、「私たちと一緒に行動しよう」とケリー氏はこのメッセージをまとめる。