HODGE'S PARROT

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J.S.バッハ 《リュート=ハープシコードのための音楽集》



Music for Lute-Harpsichord

Music for Lute-Harpsichord

こんな音の世界もあったんだ。エリザベス・ファー/Elizabeth Farr によるヨハン・セバスティアン・バッハの音楽──彼女が奏するリュートハープシコードという楽器の音色に、魅了された。聴こえてくる音は、なんと美しいのだろう。

この二枚組のCDには以下の楽曲が収録されている。

リュートハープシコード Lute-Harpsichord(ラウテンクラヴィーア Lautenwerke)という楽器は、ハープシコードリュートの弦(ガット弦)を張った楽器だ。現在では忘れ去られた楽器で、この録音では、キース・ヒル Keith Hill によって復元されたものを使用している。そのリュートでもチェンバロでもない、独特の響きを持つ楽器で演奏されるバッハの音楽。たちどころに耳を奪われ、引き込まれ、陶然とさせられた。バッハの音楽を愛する人古楽に関心がある人にはぜひとも聴いて欲しい録音だと思う。


リュートハープシコードに関しては上記のキース・ヒル氏のサイト「Harpsichords, Clavichords, Violins, and Fortepianos by Keith Hill」

さらに以下のサイトが見つかった。


また YouTube には、リュートハープシコードで演奏したバッハの《フランス組曲》から「アルマンド」があった。
J. S. Bach: Allemande BWV 815, Robert Hill lute harpsichord