レズビアンとゲイのカップルに法的権利（partnership rights）を与える新法を承認するかどうかが争われたスイスの国民投票は、6月5日、新法支持が多数を占めた。この国民投票の結果、スイスのゲイ・パートナーシップ法は、施行に向けての法的根拠を得ることになった。
Swiss public back gay partnership rights [Gay.com UK]
“We hope this significant and historic event will confirm that Switzerland is truly a democratic and inclusive nation," Patricia Prendiville, Executive Director of ILGA-Europe said in a statement today.
スイス政府は昨年、ゲイ・カップルに法的権利を与える法案を提出。法案は議会を通過したが、反対派が「このような重要な法律は国民投票にかけるべき」と主張。今回の国民投票になった（賛成は58%以上。投票率は56%）。
付け加えると、今回の対象となったスイスの法は「全国レベル（countrywide）」のもの。このような同性愛カップルを対象としたパートナーシップ法は、すでに多くの「州レベル（cantons）」で実施されている。
