シアヌーク前カンボジア国王(最近はシハヌークと表記するらしい)は、自身の運営するブログ!で、同性愛者同士の結婚を支持すると書きこんだ。
前国王のブログが密かな人気[ Wired News 日本版]
2004年2月にサンフランシスコで行なわれた同性愛者カップルの結婚式の模様をテレビで見たときには、前国王はカンボジアも同じことをすべきだと書いた。しかし、この発言はその後、「世界中に数多くの『反動』を呼び起こすきっかけに」なってしまった。
「無数の賛同や(同性婚を)祝うメッセージが寄せられている……ありがたいことだ。だが(一方で)、反対や軽蔑、侮辱のメッセージも届くことは間違いない」
この同性結婚を支持するという考えに、予想通り批判のメールが寄せられた。が、ノロドム・シハヌーク前国王はそれに対し「私を侮辱してくれて、どうもありがとう」と返答、そして、
わが祖国カンボジアは、1993年以来、リベラルな民主主義国家となる道を選択している。すべてのカンボジア国民には……国王も含め、自らの意見を自由に表現する権利がある
とブログに書き込んだ。