LGBTアフリカ系アメリカ人学生で組織される全米サミットが、マーチン・ルーサー・キング牧師記念週間期間中、オハイオ州立大学で開かれる。
Gay African American Students Hold First National Conference [365Gay.com]
この全米サミットは、アメリカ中のキャンパス間を横断し、レズビアン、ゲイ、バイセクシュアル、トランスジェンダーの学生をどのように支援したらよいかを協議する。円卓会議の他、勉強会や戦略プランを練るためのセッションなどが行われる。
「これまで大学のアクティビズムおいて孤立しがちだった黒人のLGBT学生が、戦略を共有し、手を取り合い、前向きにチャレンジする機会が与えられる。このサミットはとても貴重なんだ」とU.S. Student Association の副代表Eddy Morales氏は述べる。
As a visibly emerging campus community, LGBT students of color face significant barriers to higher education, from being targeted for hate crimes and verbal harassment to the lack of presence in the curriculum, Morales said
ここでMorales氏は、ヘイトクライムと「言葉による嫌がらせ」（verbal harassment）について述べているのだが、この「言葉による嫌がらせ（ヴァーバル・ハラスメント）」については注目したいと思う。
ヴァーバル・ハラスメントという＜差別形態＞は、日本における「やおい」の問題にも接続できるかもしれない。
