HODGE'S PARROT

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米高校生の5%が同性愛者、40%が暴力の被害を経験

アメリカでの調査によると、高校生の約5%が自分がゲイ、レズビアンであることを自認、そしてその内の40%が、その性的指向により暴力の経験があることが判明した。

Poll shows 40% of GLBT high schoolers have experienced bullying [Advocate]

このことは、全アメリカのクラスルームに少なくとも一人は同性愛の高校生が存在することを示唆している。また、マジョリティー異性愛の高校生が、少なくとも一人の同性愛者を知っていることになる。

そしてこの調査を行った団体が重視するのは、学校におけるアンチ・ゲイ発言や暴力についてである。

The research demonstrates a disturbing gap between how LGBT and straight students perceive and are affected by the pervasive language," the group determined. "It is probably shocking to many adults how many of their children are using offensive homophobic language day in and day out in our nation's high schools,"

この記事は、現在僕が「問題化」している、川原泉のマンガにおける「同性愛差別発言問題(homophobic language)」にも重要な示唆を与えてくれる。のみならず「子供が見る」マンガで「ヘイト・スピーチ」を書き込み、同性愛を「ネタ」にする川原泉には、本当に、怒りを覚える。
川原は5%のマイノリティの生徒を差別し、愚弄し、傷つけても「かまわない」という人間なんだろう。何より、川原は、「差別意識」を子供に「植え付けている」のだから。「Friend」の身振りで子供を誘い、実際やってることは「Fiend」そのものだ。猥褻だ。

どうして赤木かん子は、こんな人物の本を推奨するんだ?

たまたま今日、岡真理の「ワタシとは何か」(現代思想2003年11月号臨時増刊 総特集サイード)を読んでいたら、こんなフレーズがあった。

現代の日本語で「鬼」という言葉が血も涙もない冷酷さを表すものとして使われることがあったとしても、その言葉はリアリティをともなわない形骸的な比喩にすぎない。そうであるがゆえに逆に、日本国家の冷酷さを言い表すとき、この言葉以外にはありえないという切実さをもって、彼の舌から敢えて発せられた「鬼」という言葉に、祖国に裏切られた彼の、身を切るような無念な思いを感ぜずにはいられなかった。

この「鬼」という言葉を発したのは、中国残留孤児の方である。そしてこの論説の「文意」とは違うことを承知で以下のことを書く。

当人に差別しているという「リアリティ」がなくとも、差別されている側にとっては、それは、「リアリティ」そのものだ。僕にとって「Fiend」という「言葉」は、川原泉の「ヘイト・スピーチ」に対して、その「冷酷さ」を言い表すときに、この言葉以外にはありえない切実なものだ。