The legacy of John Paul II [Advocate]
「テレヴィジョン法王」ヨハネ・パウロ2世の「レガシー」として、主な2つの観点を示している。
一つは共産主義への対抗者として。記事では、法王が、世界中の様々な場面で共産主義打破のために重要な役割を果たしたことが描かれている──例えばポーランドのヴォイチェフ・ヤルゼルスキ政権崩壊にも関っていたことなど。
もう一つが、カトリック教会の司祭による未成年者への性的虐待問題に真剣に取り組まなかったこと、しかしその一方で、ゲイやレズビアンの子供に対して非難を浴びせたことを強く批判している。
さらに、法王が社会的なイシュー、すなわち避妊、離婚、女性聖職者、聖職者の妻帯、そして同性愛について、何ら進展を見せなかったこと──ドグマティックなポジションに留まったことを指摘している。
