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オバマ大統領、ゲイの米軍入隊禁止規定の撤廃法案に署名

http://www.nytimes.com/2010/12/23/us/politics/23military.html

Obama Signs Away ‘Don’t Ask, Don’t Tell’ - NYTimes.com via kwout


バラク・オバマ大統領は、同性愛者であることを公言して軍に入隊することを禁じた規定”[http://en.wikipedia.org/wiki/Don't_ask,_don't_tell:title= Don't Ask, Don't Tell]”(ゲイであることを尋ねてはならない、ゲイであることを公言してもならない)を[http://en.wikipedia.org/wiki/Don%27t_Ask,_Don%27t_Tell_Repeal_Act_of_2010:title=撤廃する法案]に署名した。アメリカ軍において、1948年に人種規制を撤廃して以来最大の歴史的な方針転換となった。
President Obama Signs Repeal of Don't Ask, Don't Tell
[http://www.youtube.com/watch?v=cS26CciE0VQ:movie]


”軍隊に同性愛者の男がいた。彼は大男で、意地悪で、悪いやつをたくさんこらしめた。でも、誰も彼が同性愛者だと気にしなかった。これがまさにわかりやすい例だ”([http://gladxx.jp/news/2010/12/1012.html:title=オバマ大統領が同性愛者の従軍解禁法案に署名 [gladxx]]) 
 

Text of S. 4023: Don't Ask, Don't Tell Repeal Act of 2010 December 13, 2010 [govtrack.us]

オバマ米大統領:同性愛者の入隊禁止規定の撤廃法案に署名−公約達成 [ブルームバーグ]

オバマ米大統領は、同性愛者であることを公言して軍に入隊することを禁じた規定を撤廃する法案に署名した。17年間続いた規定が廃止され、大統領は選挙での公約を果たすこととなった。

オバマ大統領は22日午前の署名式で、この法律は「国の安全を強化するとともに、戦場で戦う男性、女性が自らの命を危険にさらして国を守るという理念を支持するものだ」と述べた。兵士は多大な犠牲を払って兵役についているとした上で、「人格まで犠牲にすることは誰一人あってはならない」と言明した。

この法律は、同性愛について「don’t ask, don’t tell(聞かない、言わない)」という1993年に導入された政策を廃止するもので、これを公約してきたオバマ大統領にとっては大きな成果となった。

米軍、同性愛公言者の入隊可能に 規定撤廃法案可決 [AFP]

大統領選でも同規定の撤廃を訴えてきたバラク・オバマ(Barack Obama)大統領は、可決を「歴史的な一歩だ」と称賛した。さらに「自己犠牲の精神や勇敢さ、高潔さが、人種や性別、宗教によって決まらないように、性的指向でも区別されないということを受け入れるときが来たのだ」と述べた。

ロバート・ゲーツ(Robert Gates)米国防長官は、国防総省が「慎重で組織的、かつ強い決意でこの変更を実施するための計画策定に直ちに取り組む」と述べている。

12月に発表された国防総省の調査によると、米軍兵士の中で、大きな混乱なく方針転換が進むと考え、規定撤廃に対する懸念はないと回答した兵士は半数を大きく超えている。

米議会、同性愛者の兵役禁止撤廃法案を可決 [ウォール・ストリート・ジャーナル]

同性愛者の権利擁護団体「人権キャンペーン」のジョー・ソルモネス会長は、「撤廃法案の議会通過は、機能していない差別的な政策の終わりをしるすもので、同性愛者は誇りと忠誠心をもって兵役に従事できることになろう」と歓迎した。一方、保守派議員らは不満を表明するとともに、国防総省に対し現在海外で兵役に従事している者への影響に十分配慮して新たな制度を運用するよう慎重な対応を求めている。

 下院軍事委員会のマッケオン共和党筆頭理事(カリフォルニア州)は、「国防総省はアフガニスタンやイラクで戦っている米軍兵士の士気をくじくことのないよう毅然と対応すべきだ」と述べた。

 軍関係者の間では、同性愛者の兵役容認をいかに実施していくかは大きな問題とみられている。しかし、現在左派系シンクタンク、国家安全保障ネットワークの上級顧問であるポール・イートン退役陸軍少将は、軍は中核的な使命から目をそらすことなく新たな政策を実施していくだろうと、楽観的な見通しを示している。


In Historic Move, Senate Votes to Repeal "Don’t Ask, Don’t Tell" [Democracy Now!]

The Senate voted 63 to 31 on Thursday to repeal the military’s "Don’t Ask, Don’t Tell" policy. Eight Republicans joined with Democrats to approve the repeal and send the measure to President Obama for his signature. The bill passed in the House last week. We speak with former Navy commander Zoe Dunning. Until her retirement three years ago, she was thought to be the only openly gay person serving in the U.S. military.


同性愛者の入隊規制撤廃=米大統領が法案に署名 [時事通信]

オバマ米大統領は22日、同性愛者の軍務禁止規定を撤廃する法案に署名、同法は成立した。大統領は署名式典で、「われわれの国家は、すべての愛国者が軍務に就くことを歓迎する」と述べ、軍務規制撤廃の意義を強調した。

同性愛者の入隊規制を撤廃、米大統領が法案に署名 [ロイター]

米国防総省は1993年に全面的な軍務禁止規定を変更し、同性愛者であると公言しない限りは入隊を容認する「聞かない、言わない」という政策を導入。その後、1万3000人以上が同性愛者であることを理由に除隊処分となっていた。

 オバマ大統領は法案署名に先立ち、「軍務に就く何万もの米国民は、自分を偽って生きたり人を監視したりしなくてもよくなる」と述べ、自らが掲げていた公約の実現を喜んだ。

http://www.washingtonpost.com/wp-dyn/content/article/2010/12/18/AR2010121801729.html

'Don't ask, don't tell' is repealed by Senate; bill awaits Obama's signing via kwout


[http://mainichi.jp/select/today/news/20101220k0000m030053000c.html:title=米国:同性愛者も軍入隊可能に 「黙認政策」廃止] [毎日新聞]

93年に導入された、同性愛に関し「ドント・アスク、ドント・テル」(聞くな、言うな)を原則とする「黙認政策」を廃止するもので、17年ぶりの改革となる。黙認政策の下、約1万3000人の同性愛者が除隊を余儀なくされており、オバマ大統領は就任前から、同性愛者の軍入隊制限の撤廃を公約に掲げてきた。今年1月の一般教書演説で、正式に黙認政策廃止を明言していた。

 大統領は法案可決後、「米国の国家安全保障をむしばむ政策を終わらせるための歴史的な一歩だ」などとした声明を発表した。

米軍、同性愛者差別に幕 勤務制限撤廃の法案を議会可決 [朝日新聞]

米議会上院(定数100)は18日、同性愛者の米軍勤務を制限してきた法律の撤廃案を、賛成多数で可決した。オバマ大統領の署名で撤廃が成立し、米軍での同性愛者差別に幕が下ろされる。あらゆる差別に反対する立場からこの法律の撤廃を公約していたオバマ政権は、発足から2年をかけて実現にこぎ着けた。

 米軍は同性愛者の入隊を禁じているが、クリントン政権当時の1993年に、同性愛かどうかを周囲が尋ねず、本人も公言しないことを義務づけて容認する同法が導入された。だが、同性愛者であることが発覚した時点で除隊処分になる状況は変わらず、「差別的」との批判が高まっていた。

 通称「ドント・アスク・ドント・テル(聞かない、言わない)」と呼ばれるこの法律の撤廃について、同日の上院では、民主党中心に65議員が賛成、共和党の31議員が反対に回った。

同性愛者の軍務禁止規定を撤廃 米上院が可決 [産経新聞]

国際的には、同性愛者の軍属を認める国は英国、カナダなど25カ国以上にのぼっている。米民間団体の調査によると、約147万人の米軍兵士のうち、約4・4%に当たる6万5千人が同性愛者。すでに1万3500人以上が、同性愛者であることが発覚し除隊に追い込まれているという。

 国防総省は11月30日に発表した調査報告書で、米軍兵士の6割以上が、規定が撤廃されても「任務に影響は生じない」と回答したとし、ゲーツ国防長官やマレン統合参謀本部議長も撤廃を支持してきた。

 撤廃法は施行後の現場の混乱を抑えるため、準備期間を設定。国防総省は教育プログラムなどを導入する予定だ。

同性愛者の軍務規制撤廃 米大統領が法案に署名 [47News]

オバマ米大統領は22日、同性愛者と公言して軍務に就くことを禁じる米軍規定を撤廃する法案に署名、同法は成立した。オバマ氏は、入隊審査などで「聞かない、言わない」ことを前提に同性愛者を容認してきた1993年以来の米軍方針を転換、2008年の大統領選時の公約を達成した。

米国防総省は今後、同性愛の兵士の全面受け入れに向け、司令官ら幹部の教育や福利厚生面の制度変更などを本格的に進める。ただ、新制度がいつ履行に移るかは明らかにせず、海兵隊や陸軍の戦闘部隊を中心に同性愛容認への反対論が根強いことを念頭に慎重に対応する構えだ。

http://www.sfgate.com/cgi-bin/article.cgi?f=/c/a/2010/12/18/MN9O1GS7KM.DTL

'Don't ask': Obama praises Senate's gay ban repeal via kwout

Lady Gaga Rallies for Repeal of 'Don't Ask, Don't Tell' in Portland, Maine
[http://www.youtube.com/watch?v=g4rGla6OzGc:movie]

[http://www.afpbb.com/article/entertainment/news-entertainment/2758562/6214930:title=レディー・ガガ熱弁、「同性愛者の軍務に自由を」] [AFP]

レディ・ガガさんは、同性愛者が自分の性的指向をオープンにして軍務に就くべきではないという議論の理由として同性愛嫌悪を引き出すことを否定し、同性愛者の同僚が一緒では任務を十分に果たすことができないと主張する米兵たちと形勢を逆転させようと訴えた。

「この規定は後進的ではないか」とガガさんは群衆に問いかけ、「敵意も偏見も嫌悪もない同性愛の兵士が家に帰らされ、『同性愛嫌悪』の軍隊が任務に就いている」と意見を述べた。

「偏見を持たずに戦うこともできない、そんな尊敬に値しないような人間は家に帰れ!」

 20分のスピーチを終えたガガさんは、同性愛者であることを明らかにしたために任を解かれた米兵たちと抱擁を交わした。

レディー・ガガに「やったぞ」とツイッターで報告 米軍の同性愛者受け入れで米大物議員 [産経新聞]

同性愛者を差別なく米軍に受け入れる法案の可決を受け、民主党上院トップのリード院内総務が短文投稿サイト「ツイッター」を使って、同性愛者の権利拡大を訴えている人気女性歌手レディー・ガガさんに「やったぞ」と報告したと報じた。

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