その建物からして現代アートしているポンピドゥー・センター(Centre Pompidou)*1。まずはレンゾ・ピアノ(Renzo Piano、b.1937)とリチャード・ロジャース(Richard Rogers、b.1933)の設計による建築作品を十分に鑑賞した。
そしてピエール・ブーレーズとベルナール・スティグレールに挨拶してこようと、IRCAM(Institut de Recherche et Coordination Acoustique/Musique)*2へ……は行かなくて(どうせ二人ともいないだろうと)、通常通りのコースで国立近代美術館(Musée National d'Art Moderne)へ。すでに古典になっている有名な現代/前衛芸術、そして「うーん、やはりここにあるから芸術だね!」という作品を観てきた。
刺激的だが難解な(はっきり言えばよくわからない)作品群を見た後に──ちょっと疲れてきた頃に、ふと立ち寄った小部屋にバルテュス(Balthus、1908 - 2001)の作品が掲げてあった。
静謐な雰囲気に中に、想像力を掻き立てる情景。魅力的な色彩。とても優美な作品であった。
ポンピドゥー・センターの東側はマレ地区──パリのゲイタウンとして著名な場所だ。
そして SAINTE-CROIX DE LA BRETONNERIE 通りへ。
この通りにある──今回パリに行く前にマーガレットさん(http://twitter.com/margaretpsb)が教えてくれた──ゲイに関する書籍関係を集めた本屋”Les Mots à la Bouche”*3へ行ってきた。
お店の人に許可を頂いて、店内も撮影させてもらった。
大量の本が。
日本のマンガも売っていた。
僕はフランスのゲイ雑誌『Têtu』(http://www.tetu.com/)を買った──Les Mots à la Bouche オリジナルの青い紙袋に入れてもらった。