HODGE'S PARROT

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2008年に買った新譜より



サイコロのようなボックスセットや旧譜の再発売が手頃な価格で手に入るようになって、それはそれでとても嬉しいのだが、やはり同時代のアーティスト(演奏家、作曲家含め)による新録音をもっと聴きたいなと思った。というわけで、今年購入した新譜の中で、まだ感想などを書いていなかった GJ! なディスク9枚を選んでみた(後で──時間があったら──「きちんと」書くつもりだ)。


左上から
●エマニュエル・パユ/『コンチェルト・フォー・パユ』 (Amazon

    • マルク=アンドレ・ダルバヴィ、ミカエル・ジャレル、マティアス・ピンチャーら同時代の作曲家たちの「新作」フルート協奏曲を録音した、まさに GJ! な一枚。聴き所を押さえた魅力的な現代音楽作品集だった。

アレクサンドル・タローショパン24の前奏曲』他 (Amazon

    • ショパンモンポウを組み併せたプログラムが秀逸。演奏も素晴らしかった。このディスクについては後で書きたい。

●Bang on a Can play Louis Andriessen (Amazon

    • オランダの作曲家ルイ・アンドリーセンの作品集。「Bang on a Can」というグループ?が演奏しているのだが、解説が一切ないので「情報」が欲しいところ。アンドリーセンの音楽はポップで聴きやすい。

●ヴォルフ・ハーデン/ブゾーニ『ピアノ作品集 第4』 (Amazon

    • 《悲歌集》やJ.S.バッハの編曲/による幻想曲がよい感じだった。次も頼む。

●チャールズ・ウォーリネン/『ダンテ三部作』 (Amazon

    • 現代アメリカの作曲家 Charles Wuorinen によるダンテの『神曲』をモチーフにした音楽。禍々しくもロマンティックな響きがいい。

ヒラリー・ハーンシェーンベルクシベリウス ヴァイオリン協奏曲 (Amazon

    • なんといっても「12音技法」をドデカく採用したシェーンベルクの協奏曲だ。それをこれほどまでに颯爽と「聴かせてくれる」ハーンとサロネンは凄い。

●イム・ドンヒョク/バッハ『ゴルトベルク変奏曲』 (Amazon

●コンスタンチン・リフシッツ/バッハ『音楽の捧げもの』 (Amazon

●マティアス・ピンチャー/『ナルシスのリフレクション』他 (Amazon