イカロスといえば、フレデリック・レイトン(Frederic Leighton、1830-1896)の《イカロスとダルダロス Icarus and Daedalus》だな、やはり。
イタリア美術至上主義者の僕であるが、レイトンはいい──というかレイトンは「イタリア風」の画風を持つ画家だよね。そういえば、今回のミレイ展でも印象的だった《使徒》(A Disciple)というミレイの作品にも「レイトンの絵画でも好まれた相貌に近いイタリア風の顔を縁取っている」という解説があった。
「ヴィクトリア絵画のなかではもっとも”再発見”が遅かったレイトン卿」(by 滝本誠)の作品が日本でももっとポピュラーになれば、と思う。
Frederic Leighton
- 作者: Richard Ormond
- 出版社/メーカー: Harry N. Abrams
- 発売日: 1996/03/30
- メディア: ハードカバー
- クリック: 14回
- この商品を含むブログ (1件) を見る
Frederic Leighton: Antiquity, Renaissance, Modernity (Studies in British Art)
- 作者: Tim Barringer,Elizabeth Prettejohn
- 出版社/メーカー: Paul Mellon Centre BA
- 発売日: 1999/02/08
- メディア: ハードカバー
- クリック: 6回
- この商品を含むブログ (1件) を見る
[関連エントリー]