GayJapanNews によると、ブラジルの連邦最高裁判所は同性カップルを「家族」と認める判決を下したようだ。
ブラジル最高裁:同性カップルを法的「家族」と容認、大統領も同性パートナーシップ支持の発言 [GayJapanNews]
ダ・シルヴァ大統領はTV Brasilに対し、「男性どうし、女性どうしで暮らしている事例は数多くある。そうした関係は往々にして良好で、時にすばらしい関係を築き上げているカップルもいる。同性愛者は、共生、協働している。そのため、私はシビルユニオン法を支持する」と話し、「ブラジルの政治家や役人は偽善をとり払い、同性愛者のために政策立案も行うべき。政治家は同性愛者を含む市民の票により支えられており、ブラジル政府は、彼らの税金で支えられているのだから」と加えた。
ラテンアメリカでは今年1月、ウルグアイで全国的なシビルユニオン法が成立・施行。地方行政レベルでは、メキシコの首都メキシコシティ、コアウイラ州、アルゼンチンのブエノスアイレスなどで、同性カップルのシビルユニオン登録が認められている。
ところでこのニュース、ゲイ・メディア以外では、Associated Press(AP)が報じていて、それをもとに、Yahoo!News や Boston Globe などの有力英語メディアも取り上げている。しかし日本ではきちんと報道されたのだろうか── Google ニュースでは GayJapanNews しかヒットしなかった。ちなみに新華社(Xinhua News Agency)の英語版ではこのニュースはきちんと報じられている。
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