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マイク・オールドフィールドの『チューブラー・ベルズ』



Tubular Bells

Tubular Bells

クラシック音楽売り場で見かけて購入。あの映画『エスソシスト』のメインテーマとも言うべきマイク・オールドフィールドMike Oldfield の『Tubular Bells, Part 1』を、Marcel Bergmann による2台のピアノ&2台のシンセサイザー及び、4台のピアノのヴァージョンで演奏している。
演奏は、Sandra van Veen、Jeroen Van Veen、Marcel Bergmann、Elizabeth Bergmann のメンバーからなる Piano Ensemble。
[The Piano Ensemble]

クラシック調というかフィリップ・グラスあたりのミニマル・ミュージックのような感じだろうか。甘美なメロディの繰り返し。それが実に心地よい。もちろん両曲(ヴァージョン)とも約25分ぐらいあるので、ときにピアノがヴィルトゥオーゾ的なパッセージを奏で、かなり情熱的に盛りあがる部分もあったりする。


YouTube には『チューブラー・ベルズ』のライブ演奏(ロック調?)があった。その微妙に変化しながら繰り返される「単調な」音楽を聴いていると、次第に、気分が昂揚してくる。
Mike Oldfield - Montreux 1981 - Tubular Bells part 1a




エクソシスト』のサントラでは、ウェーベルンやペンデレツキ、ジョージ・クラムなどの現代音楽作品がフューチャーされており、こちらも聴き応えがある。なかでも、ハンス・ヴェルナー・ヘンツェ(Hans Werner Henze、b.1926)の『弦楽のためのファンタジア』のドライヴ感は素晴らしい。僕の好きな作品だ。

エクソシスト

エクソシスト