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『エスクァイア』のピアノ特集



Esquire』(2008年3月号)の特集は「ピアノ300年、音楽の真相」だった。もちろん購入した。

Esquire (エスクァイア) 日本版 2008年 03月号 [雑誌]

Esquire (エスクァイア) 日本版 2008年 03月号 [雑誌]


ファッション誌よろしく、真っ先に目に入った Nate Nesbit を起用した EMPORIO ARMANI の広告もセクシーで良かったが(笑)、肝心のピアノ・ミュージック特集もエンジョイした。
「バイバイ、グールド」と言いながらも、グレン・グールドの記事はやはり熱心に読んでしまうし、ピアニストの紹介記事にしても知っている人ばかりなのだが──しかもアレクサンドル・タローの記述には「?」と思いながらも──お奨めのディスクにマレイ・ペライア/Murray Perahia の弾くシューマンピアノソナタ第1番&《クライスレリアーナ》が挙げられていると「そう、そうなんだよ、ペライアシューマンって情熱と詩情、そしてフモールが絶妙に<鳴り響いて>いるんだよ!」と思わず頷いてしまうのだった。

Kreisleriana/Fantasies Op 16/Sonata Op 11

Kreisleriana/Fantasies Op 16/Sonata Op 11


また、付録CDとして、プレイエル・ピアノを使用したイヴ・アンリ/Yves Henry 演奏のショパン24の前奏曲』(抜粋)が収録されており、新旧(1838年製、2004年製)ピアノの聞き比べという趣向も面白く、こちらもエンジョイした。




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