HODGE'S PARROT

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ネーナ≪ロックバルーンは99≫



せっかくドイツ首相のアンゲラ・メルケルさんが来日しているので、ドイツ音楽特集でもしようと思ったけれど、よく考えたら、バッハ、ベートーヴェンシューマンあたりはしょっちゅう話題にしているし(なにしろドイツ音楽至上主義者なもので)、ロック&ポップスにしてもクラフトワークぐらいしか実はよく知らなかったりして。
で、思いついたのがネーナ(Nena)の≪99 Luftballons≫(英 99 Red Balloons)だ。この冷戦期の西ベルリンからの「反戦ソング」は、戦後のジャーマンポップスの中でも、世界的な大ヒットを果たした音楽として記憶/記録されているだろう。
同名アルバム『99 Luftballons』(1984)に収録。


Nena - 99 Luftballons 1984

「時間があるなら歌ってあげよう『99の風船の話』を…」の出だしではじまる。

地平線から100に1たりない風船があがったら、司令官は軍を出動させたのだ。
99の風船をUFOだと勘違いして99の戦闘機が飛来して99の風船にスタートレックのカーク船長のように突撃したら花火が上がり99の国防大臣が火器をちらつかせ「戦え!」と命令したのだ。99の風船のために戦争がおこったのだ。
そして戦争が終わったら全てがなくなり、行方不明だった100番目の風船が瓦礫の中から飛んでいくのが見えた。




ロックバルーンは99 [ウィキペディア]

99 Luftballons

99 Luftballons