HODGE'S PARROT

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スティーヴ・グローヴの「CitizenTube」



英保守党キャメロン党首に関するエントリーで触れた YouTube の政治チャンネル「CitizenTube」であるが、すっかりファンになってしまった。


[CitizenTube]


もちろん、 News and Politics Editor のスティーヴ・グローヴ(Steve Grove)のパーソナリティに、だ。
この手のハンサム・ガイには弱い。知的でユーモアがあって、しかもルネサンス期のマニエリスムの画家アーニョロ・ブロンズィーノ(Agnolo Bronzino)の描く「若い男の肖像=自画像」のごとくクールさもあって。

例えば……最初の「CITIZENTUBEって何?」っていうビデオからして楽しい。自分で操作しているのだろうけど、カメラがオンになった途端、表情を変え、これみよがしのアメリカン・スマイルを作ってみせる。アイ・コンタクトも「マニュアル/manual」通りの完璧さだ。

WHAT IS CITIZENTUBE?



Political Poetry

こちらに向かって「スティーヴ、ヒア」なんて言われると、たまらない。しかも詩まで朗読してくれる。



Celebration: Welcome to YouTube, Newt!

サングラス姿で失敬、とユーモアセンスも優雅だ。相手は共和党の大物ニュート・ギングリッチ(Newt Gingrich)なのに……この礼儀作法だ。



ティーヴ・グローヴはミネソタ出身で、大学ではジャーナリズムを専攻、YouTube に来る前は Boston Globe と ABC News で仕事をしていたという。

ブログでスティーヴは「YouTube politics」の可能性を述べる。米大統領選挙の候補者と一般のYouTubeユーザーは同じ地点に立っていること──観て聞いてもらうチャンスは同じであること。これである。

What is YouTube politics? The answer to that question is as varied as the users who jump onto the platform. But it's one thing for certain: a place where everyone, from users to candidates, has the same chance to be seen and heard. Let the best ideas win.




Introducing Citizentube