HODGE'S PARROT

はてなダイアリーから移行しました。まだ未整理中。

ハイドンを讃えて ティボーデのドビュッシー



クロード・ドビュッシーピアノ曲というと、≪前奏曲集≫の『沈める寺』や『花火』をはじめ、≪映像≫の『金色の魚』、≪ピアノのために≫、≪喜びの島≫といった独創的なアイデアとピアニスティックな技巧が結びついた曲が聴き応えがあって好きだけど、ちょっとした小品(ピース)もなかなかいいな、と思った。

Debussy: Images,Etudes, Complete Works for Piano, Vol. 2

Debussy: Images,Etudes, Complete Works for Piano, Vol. 2


ジャン=イヴ・ティボーデ(Jean-Yves Thibaudet)のドビュッシー・アルバムに入っている『ハイドンを讃えて』や『ロマンティックなワルツ』、『レントより遅く』あたりのゆっくりとしたワルツ。
ハイドンを讃えて』はその題名に似つかわしくないジャズ風の曲だし、『ロマンティックなワルツ』、『レントより遅く』もアンニュイな曲調が「ムード」を高めてくれる。そのムードというのは……。


こういった曲でのティボーデのピアノは、とてもいい雰囲気を持っている。ビル・エヴァンスBill Evansデューク・エリントンDuke Ellington のアルバムも魅力的だった。

ワルツ・フォー・デビー ?ビル・エヴァンスに捧ぐ ?

ワルツ・フォー・デビー ?ビル・エヴァンスに捧ぐ ?

プレリュード・トゥ・ア・キス ?デューク・エリントンヘの憧憬

プレリュード・トゥ・ア・キス ?デューク・エリントンヘの憧憬




ティボーデといえば、YouTube にインタビューの映像があった。相変わらずストライプの入った洒落たジャケットを着ていて、まるでファッション業界の人みたいだ。


Jean Yves Thibaudet interview pt 1




[関連エントリー]