HODGE'S PARROT

はてなダイアリーから移行しました。まだ未整理中。

超絶、鋼鉄のプロコフィエフ  ロジャー・ライト



いやー、凄いものを観て・聴いてしまった。ロジャー・ライト(Roger Wright、1974年生まれ)という、アメリカのピアニストの演奏するプロコフィエフピアノソナタ第7番変ロ長調Op.83だ。


Roger Wright performs Prokofiev (III)


難曲中の難曲を、ライブなのに……いやライブだからこそ、これほど凄まじい演奏ができるのだろう。鳥肌が立った。Wikipedia によると、ライトは、2000年のシドニー国際ピアノ・コンクール(Sydney International Piano Competition)で「落選」したことにより、大きな話題になったということだ。
で、 Roger Wright のCDを探してみたけど、国内 Amazon では見つからず……でもUS にはあった(ASIN:B00006JRU3)。


このCDのレビューと上記のコンクールに関しては、”Piano e forte”さんのブログが詳しい。シューマンショパンラフマニノフ、そしてスカルソープらの現代ものが収録されているようだ。リーバーマン(Liebermann)の≪Gargoyles≫は聴いてみたいな。そうか、ロジャー・ライトは「打撃系」の曲が得意なのか、とますます興味がわいた次第。

ショパンの「木枯らし」のエチュードもエキサイティングでカッコよかった。

Roger Wright performs Chopin's "Winter Wind"




[Roger Wright Official website]


それと Roger Wright は、スクラブル(Scrabble)というボードゲームが得意で、2004年には National Scrabble Championship でチャンピオンになり、$25000を獲得したそうだ。これも凄い。

アップワーズ

アップワーズ