3月18日に行われたフィンランド選挙で、第1党を死守した中央党のマッティ・バンハネン首相（Matti Vanhanen）は、新内閣閣僚を指名した。
Prime Minister Vanhanen's Cabinet [Finnish Government]
閣僚の6割が女性＝構成比で世界一−フィンランド [Yahoo!ニュース／時事通信]
フィンランドのハロネン大統領は19日、バンハネン首相率いる中道右派の中央党を中心とする連立内閣を指名した。フィンランドからの報道によれば、20人の閣僚のうち12人が女性で、世界の議会関係者で組織する列国議会同盟（IPU）は、世界で最も女性の比率の高い内閣としている。
フィンランドの中道右派政党、中央党を率いるバンハネン首相は１５日、３月の議会選で第２党に躍進した穏健保守派の野党、国民連合のほか、緑の党、スウェーデン人民党を加えた四党による連立内閣発足で合意したと発表した。フィンランド公共放送などが伝えた。保守、中道を軸とする政権は１９９５年以来で、１９日に組閣の予定。続投するバンハネン首相は所得税減税の実現を目指す一方、高福祉政策は大枠で維持する方針。国民連合はカタイネン党首が財務相に就任するほか、外相、国防相ポストも得る見通し。
Women hold majority in Centre Party ministerial group [Helsing Sanomat]
BACKGROUND: Two surprise appointments spark reactions [Helsing Sanomat]
産経新聞の記事にあるように、以前のエントリーでも注目した国民連合のカタイネン党首（Jyrki Katainen）は財務相（Minister of Finance）に就任、35歳の若さにもかかわらず重責を担うことになった。
Katainen puhuu suhteesta Niinistöön
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