HODGE'S PARROT

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Firouz 〜イランより



ペルシア人──つまりイラン出身のゲイ・シンガー、Firouz についての記事が、Oh la la Paris にあった*1

Firouz a WARCHILD [Oh la la Paris]


彼の才能と魅力は YouTube にある≪Warchild≫のピデオクリップで確認できる。それはもう、美しく、気高く、セクシーで独特のオーラに満ちているものだ。

firouz warchild-musical minx remix 2006


ゲイであることをオープンにしている Firouz は1974年、イスラム革命前のイランに生まれた。現在はドイツに住んでいる。arjanwrites というブログに、 Firouz についての経歴が記されているので参照したい。


イラクとの国境に近いアバダン(Abadan)に生まれた Firouz は5歳のとき、ルーホッラー・ホメイニによるイラン革命に遭遇する。彼の父親はナイトクラブを経営していた。むろん、イスラム原理主義による新体制は、そんな「西欧的な」ものは許さない。クラブは閉鎖され、焼き払われた。
しかも続いて起こったイラン・イラク戦争によって、彼の生まれた小さな町は破壊された。「i was born to fight !」と Firouz は叫ぶ。 彼 は「戦争の子供」(Warchild)なのである。両親はヨーロッパへの脱出を図る。

My story isn't an exception and not only about teenagers in some parts of the world where they die in senseless wars or lose their homes and family," he tells Arjanwrites.com."Everybody has their own personal fights. The hardest battle is the one inside of yourself and in your own life. Everybody is a warchild."

Firouz は語る。誰もが戦っている、自分自身の中で、自分の人生において……みんな「戦争の子供」なんだ。でもそんな苦しい状況にあっても、いやそんな苦境にあるからこそ、みんなには「美しさ──何か素晴らしいもの」(beauty)を見つけて欲しいんだ。そのために僕は歌っている。


[FIROUZ - MySpace]

*1:ブログ主は今、京都に来てるみたいだ