HODGE'S PARROT

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ベンヤミン・シュミット




「現代ウィーンを代表する俊英ヴァイオリニスト」ベンヤミン・シュミット(Benjamin Schmid)によるバッハを聴いた。OEHMS 盤「ヴァイオリンのための作品全集/Bach: Complete Works for Violin」。


バッハ:無伴奏ヴァイオリン・ソナタ&パルティータ(全曲)

バッハ:無伴奏ヴァイオリン・ソナタ&パルティータ(全曲)

バッハ:VNソナタ集(全曲)

バッハ:VNソナタ集(全曲)


もちろん真っ先に聴いたのは無伴奏ヴァイオリン・パルティータの「シャコンヌ」。しっかりした音程と弓捌き、そして胸のすくようなスピード感。あのアルベジオのところなんか、ブゾーニ編曲のピアノ版にも負けない華麗なヴィルティオジティが発揮され、豊かな倍音がスピーカーから響いてくる。別にウィーン代表じゃなくても、凄い腕前だと思う。ヴァイオリン協奏曲も、やはりスピーディでノリがよく、実に爽快な演奏だった。

イザイのような、いろいろな意味で「難曲」な作品や、写真写りを意識しているようなカヴァーが目を惹くモーツァルトのヴァイオリンソナタ集も聴いてみたい。

イザイ:無伴奏ヴァイオリン・ソナタ(全曲)

イザイ:無伴奏ヴァイオリン・ソナタ(全曲)


[Official website of Benjamin Schmid, violinist]


[関連サイト]