HODGE'S PARROT

はてなダイアリーから移行しました。まだ未整理中。

“街の力”でAmazon対抗

“街の力”でAmazon対抗――神保町の書店ネット [ITmedia]

神保町の書店同士が在庫状況の共有を行い、Amazon などのネット書店に対抗するのだという。

在庫情報を見せ合うと、ライバル店でどんな本が何冊売れているかがリアルタイムで分かる。自社のマーケティングデータをまるまるライバルに見せてしまうことにもなるが、メリットの方が大きいと児玉部長は話す。各書店は「文芸に強い」「コミックに強い」「オタク分野が深い」などとそれぞれ強みや特徴があり、直接は競合しないというのが児玉部長考え。強みの異なる書店なら、マーケティングデータを渡しても構わないというわけだ。

これはこれでよい試みだと思うんだけど……。まあ僕も2週間に一度くらいは神保町に行って、そのときは必ず三省堂に立ち寄るんだけど、ただ「神保町なら探していた本が必ず見つかる」からではないんだよな、もはや……。欲しい本は Amazon やネットで見つけるし。しかも Amazon ならゲイ関係の書籍もまとまってるし←これ重要。

神保町に行く理由と言えば、やはり「街の力」ということになるかもしれない。

同時に、神保町全体の魅力もアピールしていく考えだ。例えば「この喫茶店徳富蘆花の行きつけだった」「あの中華料理店は周恩来の書が飾ってある」など神保町ならではの街の魅力を情報発信し、街としてのリアルさ、面白さをアピールしたいという。

そう。御茶ノ水/神保町界隈には気に入っているロシア料理の店が2軒あるし、他にも気軽に入れて美味いレストランや食堂が結構あるんだよね。個性的で雰囲気の良い喫茶店も多くあるし。とくにすずらん通りにあるスムージーが飲めるカフェ。店名はいまちょっと思い出せないけど*1、ここは「緑の党関係者ご用達」のような感じで、エコロジー関連や国連難民問題のパンフレットなんかが置いてあったりする。
また服や靴のアウトレットのショップもあって、ついつい衝動買いしてしまう。オーディオショップ(ディスクユニオン系)や「アナログレコード」店もある。それにクイックマッサージの店も、渋谷あたりよりも割安で、しかもサービスも良くて、本屋巡りに疲れたときなんかに大いに利用している。
もちろんカザルスホール(現在は日本大学カザルスホール)や岩波ホールも健在?かどうかわわからないけど、とりあえずまだ上演はしてるし。

あとはゲイ・バーやハッテン場があれば「街として」完璧なんだけどな(笑)。

*1:『カフェベラ』だった。