HODGE'S PARROT

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アンコールはプラネットアース

今、NHK芸術劇場を観ている。ジャナンドレア・ノセダ指揮BBCフィルハーモニックの演奏によるホルスト組曲『惑星』。ノセダって初めて聴くんだけど、何ですか、あの「火星」の熱血指揮ぶりは。指揮台から落ちるんじゃないかと、ハラハラして見てました。
オーケストラもノリノリ。ティンパニは軍楽隊のように叩かれるし、銅鑼はガーンと鳴るし、オルガンもクローズアップされて、視覚的にも魅せてくれる。今流れている「木星」のあの有名なメロディもとてもいい感じだ。
……
いやあ、ノセダの演奏良かった。「土星」は静と動がの対比が素晴らしく、なんだかまるでメシアンのような響きさえした。「天王星」は言うまでもなくこの熱血指揮者の独断場だし(2セットのティンパニが気持ちよいくらい堂々と叩かれていた)、「海王星」も緊迫感があって良し。
それにしてもノセダって役者だな。
で、調べてみたら、ジャナンドレア・ノセダ(Gianandrea Noseda)はBBCフィルハーモニックの首席指揮者で、(もちろん)BBCのサイトにその経歴が載っている。

http://www.bbc.co.uk/orchestras/philharmonic/about_us/gianandrea_noseda.shtml

Gianandrea Noseda has enjoyed several visits to Japan as a guest conductor. In November 2004 he had a very successful tour there with the BBC Philharmonic and he recently returned once again (February 2005) for his debut with the NHK Symphony Orchestra.

この指揮者で、サン=サーンス交響曲第3番、ムソルグスキーラヴェル編曲『展覧会の絵』あたりの曲を「見て」みたい。