HODGE'S PARROT

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戦争の最終的な損得とは……たぶん欧米の価値観を「享受」すること


昨日書いた「英国紳士のモダンな植民地統治とポストモダン植民地主義」(http://d.hatena.ne.jp/HODGE/20050205#p1)とも関連があると思う。オルタナティヴな独立系ニュースサイト「Disinformation」に、イラク選挙についての短い記事が載っていた。

A Realigning Election(http://www.disinfo.com/site/displayarticle9187.html

投稿者は、英インディペンデント紙のコメントを引く。「ブッシュ大統領とブレア首相の<侵攻>は、昨日のイラクでの選挙によって帳消しになるものでは決してない」が「このイラクにおける(民主的な)選挙実施は、偉大な変革のスタートだ」と。

これまで反戦・反ブッシュの姿勢を取ってきたイギリスの新聞のコメントは正しい、とDisinformation の記事は書く。これはアフガニスタンでも同様で、つい3年前まで、アフガンにおいては、そこに住む女性は世界で最も抑圧されていた。しかし現在アフガン女性は、完全な市民権が与えられ、選挙に行くことができる。そしてニューヨーク・タイムズ紙に載ったアフガン人のコメントを、さらに引く。

In the whole history of Afghanistan this is the first time we come and choose our leader in democratic process and free condition. I feel very proud and I feel very happy.