HODGE'S PARROT

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ゲイ男性を殺した男、死刑執行へ

ブッシュ政権を評価するとしたら、こういうところかもしれない。
Lethal Injection For Gay Killing [365Gay.com]
場所はブッシュ大統領の地元テキサス州。10年前、<ゲイ男性を狙って>強盗殺害を犯したDemarco McCullumの死刑が執行される。
テキサス州では、先月もゲイ男性を殺した男が処刑された

もちろん、これは、それだけ同性愛者を狙った犯罪が発生しているということに他ならない


数年前、ワイオミング州の大学生マシュー・シェパードが、「ゲイであること」を理由に惨殺された事件は、あまりにも有名だ。この悲劇により──彼の犠牲によって──「ヘイトクライム」に「性的指向」を<理由>とした犯罪が追加される動きに発展した。
そして、息子を殺されたミセス・シェパードは、各地で講演を行い、ヘイトクライムの撲滅を訴えている。

それでは日本はどうか。舞城王太郎のような人物が、同性愛者にペドフィリアの犯罪を擦り付け、焼き殺そうとする小説を「面白がって」書いていることを、どう考えればよいのか。
そして、そのことを──この「ヘイトクライムの助長」を、誰も、何も指摘しないことを、どう理解すればよいのか。
そういう差別主義者が芥川賞の候補になる日本の実状を、いったいどう捉えればよいのか。

実際の<犠牲者>が出るまで──何人犠牲者が出るまで、何人殺されるまで──待たなければならないのか?
舞城王太郎の親>は、息子を失ったミセス・シェパードの「願い」をどう考えているのか。
<あなたたち>は、ミセス・シェパードを「正視」できますか?
http://www.matthewsplace.com/