イギリス政府は、学校での同性愛嫌悪による暴力に対処するため、学校教師向けの新たなガイドラインを公示した。
Schools get advice on anti-gay bullying [Gay.com UK]
記事によると、この新ガイドラインは、教育大臣 Stephen Twigg 氏主導の下、全国の学校に発布される。Twigg 氏は語る「このガイドラインは、ゲイ、レズビアン、バイセクシュアルの生徒を守るための手助けとなる」
そしてこのガイドラインは、アンチ・ゲイ暴力と闘う学校教師、学校理事、教育委員会にとって、非常に役立つ重要なものになるだろう
また、ゲイ団体はこの政府の指針を歓迎。StonewalのBen Summerskill 氏はこう述べる。
学校におけるホモフォビア暴力は、職場におけるそれとは大分異なる。職場なら変えられる。しかし、レズビアンやゲイの子供にとっては、学校は容易く変えられない。事実上、学校は最後の居場所である。
Twigg 教育相はまた、”LGBT History Month”(「レズビアン&ゲイ歴史月間」という感じか)というカリキュラムも提案をしており、学校における同性愛問題、平等問題について広く論じる場を提供したいと思案している。
こういったニュースに対し、「子供が見る」マンガに「ヘイト・スピーチ」を書きこんだ川原泉のような人物は、どう思うのだろう。