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transnews のalfayokoさんより教えていただきました(いつもありがとうございます)。TIME(US版)最新号(10/10号)に「The Battle Over Gay Teens」という特集が組まれているようです。 The Battle Over Gay Teens それと以前にもTIME誌では同性愛に関する特…
近代化とは西洋の通信・戦闘・統治スタイルを導入することを意味し、必然的に、服従と抑圧の手段も取り込んでしまったからだ。国の権限は、かつての中東の支配者たちが知らなかった社会の管理・監視・強制手法が持ち込まれたことで大いに拡大し、その結果、2…
外岡秀俊『岐路に立つ公共放送──揺れる「独立王国」BBC』(『論座』2005年4月)を参照したい。 この記事では、最近の英国放送協会(BBC)に関するいくつかの議論が、簡潔に示されている。その中で僕がとくに注目したいのが、「イラク戦争の大義」をめぐる…
『ニューズウィーク日本版』(2005年4月27日号)に、米ハーバード大学学生によるスーダン・ダルフール問題への抗議活動の「方法/戦術」が載っていた。ダルフール危機については以下を参照のこと。 http://wiki.fdiary.net/sudan/?FrontPage(Wiki) スーダ…
『ニューズウィーク』(5月25日号)に、「児童書で闘う同性愛への偏見」という短いが、とても参考になる記事があった。アメリカでは最近、同性愛を扱った児童書やティーン向けの本が増えているそうだ。その製作者の意図は、「子供に同性愛でもいいと教えるこ…
『レコード芸術』(音楽の友社)で連載されている、亀山郁夫の「20世紀ソヴィエト音楽における”抒情”の運命」は、政治と音楽の「関わりあい」について論じている力作評論である。2005年1月号は「ショスタコーヴィチとスターリン権力」の第一回目。「全民族の…
『新潮』(2005年5月号)掲載の蓮實重彦と浅田彰の対談「ゴダールとストローブ=ユイレの新しさ」が面白い。とくに両者によるスラヴォイ・ジジェク批判は痛快だ。 浅田彰は、「トリックスター」(この「用語」はユング派のものだろう、笑)ジジェクをこう喝…
クラシック音楽ファンならば、片山杜秀の現代音楽に関する博覧強記ぶりは、言わずと知れたものだろう。どんな未知の──マニアックな──音楽を探し出してくるのか、いつも楽しみにしている。 そして片山杜秀は日本思想史の研究者でもある。だからというわけでは…
何かをおこなうにあたってその成功を保証しうるには、信頼の置ける材料に基づいた計算しかない。フランスと締結すべき講和は二つの視点からしか考察しえないものだった。すなわち、フランスに復讐したいという気持ちによって規定するか、それとも、列強の間…
ブーレーズ:ル・マルトー・サン・メートル(主のない槌)アーティスト: ブーレーズ(ピエール),サマーズ(ヒラリー),ブーレーズ,アンサンブル・アンテルコンタンポラン出版社/メーカー: ユニバーサル ミュージック クラシック発売日: 2005/02/23メディア: CD ク…
最近はスターバックスやゲイ・バーでも「株買収」や「TOB」、「M&A」なんていう言葉をよく耳にする。言うまでもなくフジテレビVSライブドア関連だ。さすが「派手な経営者」はロック・スター並みの話題を提供してくれるものだ。恐るべし、ライブドア。 ま、…
そういえば、トルコのレジェプ・タイップ・エルドリアン首相は、『ニューズウィーク』誌の「2005年、世界のキーパーソン」に、マレーシアのアブドラ・バダウィ首相とともに「モダンなイスラム国家」をめざす人物として紹介されていた。 エルドリアン首相は、…
「ニューズウィーク日本版」(2004-12・29/2005-1・15)に、米外交評議会会長リチャード・ハースによる「CEO型政治家はもう古い」という記事が載っていた。なるほど。改めて感じたのは、ブッシュ政権がビジネス経験者により組織されている/いた、という…
ニューズウィーク日本版2004/12/15号で、フランスのバイオベンチャー、アントメド社(Entomed)が昆虫から抽出した物質で薬剤を開発する研究を行っているという記事が載っていた。 なんでも昆虫は長い進化の過程で環境への変化やウイルスへの耐性を身につけて…