HODGE'S PARROT

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2007-02-17から1日間の記事一覧

消し難きもの あの/このエクリチュール

……そういうわけで、カラヤン指揮&ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団による、カール・ニールセンの交響曲第4番<不滅>*1を聴いた。あるマンガ本の最新刊でも、この曲に印象的に言及している場面があって、しかもマンガなので視覚的なイメージも、その文脈…

幻想序曲<マスターベーション>

チャイコフスキーの幻想序曲『ロメオとジュリエット』を聴く。リッカルド・ムーティ指揮、フィラデルフィア管弦楽団の演奏で。スクリャービン:交響曲第3番アーティスト: ムーティ(リッカルド),スクリャービン,チャイコフスキー,フィラデルフィア管弦楽団出版…

歴史主義を歴史化する企て

1974年のチャイコフスキー国際コンクールの覇者、アンドレイ・ガブリーロフのピアノによるJ.S.バッハの<ピアノ協奏曲第1番ニ短調>BWV.1052を聴いた。素晴らしい演奏だ。あのチャイコンの優勝者だけあって、テクニックはまったく揺るがない──アレグロの第1…

unlearning 「いつまでもそんな目で見るなよ」

ベートーヴェンの交響曲第4番を聴きながら、読み終わったばかりのあるマンガを、もう一度読み返してみた。すると始めのほうで、ある男(父親)が、不在の、その場に存在しないはずの息子に、言う-語りかけるセリフが、最初に読んだときと違って、やけに印象…

読了

……そういうわけで、二ノ宮知子著『のだめカンタービレ』#17を読み終えたことを記しておきたい。のだめカンタービレ 17 (講談社コミックスキス)作者: 二ノ宮知子出版社/メーカー: 講談社発売日: 2007/02/13メディア: コミック購入: 4人 クリック: 69回この商…